あなたもスペイン語でタケを応援できるようになろう! - 久保建英選手で学ぶサッカーdeスペイン語

あなたもスペイン語でタケを応援できるようになろう!

! Hola ! ¿ Qué tal ? (やあ、元気?)

 最近少しずつ涼しくなってきましたが、サッカー界は涼しさを微塵も感じさせない熱さ!中でもレアル・ソシエダに所属するタケの活躍は止まる所を知りませんね。ワールドカップ最終予選突破に向けて私たちサッカーファンも負けずに盛り上がって行きましょう♪

 今回もタケのインビューから使えるスペイン語のフレーズを覚えていきましょう!

 それでは、¡ Comencemos !(始めましょう!)

 

 さて、今回最初に紹介するタケのインタビューはこちら!

シーズンを通して大活躍を見せるタケ!その成功の秘訣は? 

 これまでのシーズンと違うゲームに対する姿勢に関してインタビュアーに聞かれた場面で・・・

Entrevistadora
Entrevistadora

Ehエー, cuéntanosクエンタノス. ¿Dóndeドンデ estáエスタ elエル secretoセクレト paraパラ que estemosエステモス viendoビエンド aúnアウン, no , unウン Kuboクボdiferenteディフェレンテ alアル estasエスタス últimasウルティマス temporadasテンポラーダス

ここ数シーズンで、今までと違う久保を見れている秘密はなんですか?

Take Kubo
Take Kubo

Puesプエス yoジョ tampocoタンポコ me lo puedoプエド explicarエクスプリカール muyムイ bienビエン, ¿noノー? Lo que me estáエスタ pasandoパサンド,

そうですね、僕自身、何が起こっているのかうまく説明できませんが……。

Que estaエスタ podríaポドリア serセール mi últimaウルティマ oportunidadオポルトゥニダッ paraパラ darダール eseエセ saltoサルト, ¿noノー? Comoコモ futbolistaフッボリスタ.

これが僕にとってサッカー選手として飛躍する最後のチャンスかもしれない、ということかな。

インタビューのテキスト全文を以下のURLから見ることができます。動画でなくてすみません。
https://kubospanish.com/contenidos/text_intrevista14.pdf

 

【Las palablas】

・話して、教えて:Cuéntanos(クエンタノス)
  ※この場面では「私たち」に「話して」と言っているので、「話して」の意味の
   「cuenta」の後に「私たちに」の意味の「nos」をくっつけて「cuéntanos」
   となっています。
1対1で話す場合では、「私に」と言う意味の「me」を後ろ
   にくっつけて「cuéntame」(クエンタメ)となります。

・秘密 :secreto(セクレト)

・ここ最近のシーズン:últimas temporadas(ウルティマス テンポラーダス)

・説明する:explicar(エクスプリカール)

・チャンス:oportunidad(オポルトゥニダッ)

・飛躍:salto(サルト) ※ジャンプと言う意味も有り

・サッカー選手:futbolista(フッボリスタ)
  ※サッカー選手に関しては、男性、女性に関わらず、この言い方です。通常は男性は
   語尾が「o」、女性だと「a」となりますが、時々このような単語もあります。他
   には、tenista(テニス選手)、médico(医者)、estudiante(学生)などです。

 

 さて、インタビュアーが質問を切り出すときに使った表現「Cuéntanos」ですが、1対1の会話で使う「cuéntame」はよく耳にする表現です。

 例えば、病院での受診時に先生は患者さんにこう切り出します。

Cuéntemeクエンテメ, ¿qué tieneティエネ? ¿Cómoコモ se sienteスィエンテ?」
(どうしましたか?どういう症状か、話してください。)

 あるいは、あなたが何か悩み事を抱えていることに気づいた家族や友人が、

「¿Qué te pasaパサ?Cuéntameクエンタメ,」(どうしたの?話してみて。)

と聞いてくるかもしれません。

 これはあなたのことを応援してくれている証拠、思い切って相手に悩みを相談できたらいいですね。

 

大声で応援してみよう!
 −サッカー観戦で使えるスペイン語−

 そして応援といえば、サッカー観戦でも使えるスペイン語での応援の表現をいくつか紹介します♪
 どれもよく使われる表現ですので、ぜひ覚えて使ってみてください、盛り上がること間違いなしです!

・行け!・・・¡Venga!(ベンガ)
 「来る」と言う意味の「venir」を命令形にして「venga」、直訳すると「来なさい」の意味になりますが、英語の「come on」と同様、応援する時にもよく使われます。

・行くぞ!・・・¡Vamos!(バモス)
 これが一番聞くことが多いかもです。「行く」と言う意味の「ir」の1人称複数形の命令形「vamos」です。直訳すると「行きましょう」となりますが、応援では「行くぞーーーー!」ですね。

・がんばれ!・・・¡Ánimo !(アニモ!)
 他に「勇気」、「精神」などの意味があります。元気づけたい相手に対して、いろいろな場面でよく使われますよ。

・元気出して!・・・¡Anímate!(アニマテ!)
 「ánimo」の派生語に「animar」(アニマール 元気付ける)がありますが、「anímate」は再帰動詞、、、うーん、難しいですね(汗)。つまり、「元気を出す」と言う意味の「animarse」(アニマールセ)で、その命令形ですので「元気を出して」となります。

 難しいので文法は気にせず大丈夫です!でも使ってみてください!

 

インタビュアーが使用したタケの呼び名にかくされた意味とは?

 もうひとつ、インタビュアーの表現で面白い表現があったのでご紹介します♪

 それは「un Kubo」という表現。「Kubo」の前に、男性形不定冠詞の「un」をつけているのです。

 本来ならば、固有名詞には不定冠詞にはつけませんよね。直訳すると「ひとりの久保選手」となってしまい、まるで久保選手がたくさん存在するかのように聞こえてしまいます(笑)。

 この意図はというと、、、久保選手の今シーズンの活躍がすさまじく、これまでとはまるで違う久保選手の姿に驚嘆し、そのすごさを強調するためにインタビュアーが使用した表現となります。

 面白いですね!

 

タケの謙虚な姿勢と将来への期待に胸が高鳴る

 これまでのシーズンとは見違える飛躍をした理由を聞かれたタケは、
「Yo tampoco me lo puedo explicar muy bien(僕自身、何が起こっているのかうまく説明できませんが……)」
と答えています。

 フランクで素直に答えるところがとても魅力的だな、と思います。

 続けて、「Esta podría ser mi última oportunidad para dar ese salto como futbolista(これが僕にとってサッカー選手として飛躍する最後のチャンスかもしれない、と(いうこと)かな。)と答えるあたり、これだけの活躍をしながら謙虚でい続ける姿勢にこちらも身が引き締まる思いがしますね。

 

 ワールドカップを最終予選の真っ只中で、これからますます盛り上がっていくサッカー。

 私たちもタケのように飛躍できるように、次回も楽しくスペイン語を学んで行きましょう!

 

それでは今回はこの辺で。

¡ Hasta la próxima! (アスタ ラ プロクシマ、また次回!)