夢のマドリッドが近づく - 久保建英選手で学ぶサッカーdeスペイン語

夢のマドリッドが近づく

スペインリーグ、また日本代表メンバーとしても大活躍の久保建英選手。

彼の魅力はそのプレースタイルだけでなく、スペイン人とも堂々と渡り合っていけるそのスペイン語能力にもあります。

今回は、コパアメリカ、チリ戦後インタビューについて解説していきます。

インタビュアーに試合について聞かれ、立ち止まって答えます。惜しくも負けてしまった試合後ですが、彼の受け答え、インタビュアーとのやり取りはどんな感じだったのでしょうか。

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調子を聞いたりあいさつにも使える言葉を知ろう 

 Entrevistador(インタビュアー。以下E: 

Experiencia, ¿qué tal la Copa América para ustedes? ¿Cómo se sintieron debutando ante Chile? Gracias.
エクスペリエンスィア、ケ タル ラ コパ アリカ パラ ウステデス⤴︎ モ セ スィンティエロン デブタンド アンテ チレ⤴︎、グラスィアス.   
経験談を聞かせて、あなた方にとってコパ’・アメリカとは? チリ戦でのデビューの感想は?お願いします。

Take(久保選手。以下T:

Bueno, fue una experiencia muy buena, pero perdimos 4-0, así que también fue una derrota muy dura para el equipo, pero tenemos que subir la cabeza y mirar hacia delante porque aún nos quedan dos partidos por lo menos.
ブエノ、フエ ウナ エクスペリエンスィア ムイ ブエナ、ペロ ペルディーモス クアトロ ア セロ、アスィー ケ タンビン フエ ウナ デロータ ムイ ドゥーラ パラ エル エキポ、ペロ テネモス ケ スビール ラ カベーサ イ ミラール アスィア デランテ ポルケ アン ノス ケダン ドス パルティードス ポール ロ メノス.
えー、とても良い経験でしたが、40で負けてしまったので、チームにとっては、とても厳しい敗北です。でも、気を引き締めて前を向いていかなければならないと思います。少なくともまだ2試合残っていますので。

☆ここでのポイント

◆ ¿Qué tal? (ケ・タル)

直訳すると「どう?」
調子はどう?と聞きたい場合のあいさつにも使えるし、仕事はどう?学校はどう?料理の味はどう?など、なにか感想を聞きたいときにも使える便利なフレーズ。

例: Holaオラ! buenosブエノス díasディアス. ¿Qué talタル⤴︎? (やあ、おはよう。調子はどう?)

: ¿Qué talタル la comidaコミーダ⤴︎? ( 料理の味どう?)

 ◆ Bueno (ブエノ)

Buenoは良いという意味の形容詞ですが、この場合のように話し出しで使っているときは、「ええと」「うーんと」のような訳になります。

英語でいうWell…

Buenoには他にもさまざまな使い方がありますが、例えばGraciasグラスィアス(ありがとう)の返答に、De nadaナーダ(どういたしまして)で返してもいいし、Buenoと返す所もあります。

また言い方によってはBueno…(まあいいや、仕方ないや)のようなニュアンスになったりします。

※スペイン語はスペインだけでなく、ラテンアメリカの多くの国で話されている言語なので、その国や地域によって派生したり、独自の進化を遂げている言語なのです!

 

好機やチャンスはスペイン語で何て言う? 

E:

¿O se sintieron cerca hablado de lo que fue el partido como tal?
オ セ スィンティエロン セルカ アブラード デ ロ ケ フエ エル パルティード コモ タル⤴︎ 
それとも、試合を通して身近に感じましたか?

T:

Nosotros también tuvimos 2 o 3 ocasiones claras, pero las fallamos mientras ellos marcaron las 4. 
ノソートロス タンビン トゥビーモス ドス オ トレス オカスィオネス クラーラス、ペロ ラス ファジャーモス ミエントラス エージョス マルカーロン ラス クアトロ.
僕達も2,3回は明確なチャンスはありましたが、失敗しました。一方で、彼らは4点確実に決めました。

☆ここでのポイント

◆ Ocasiones(オカスィオネス): 好機、機会、チャンス

サッカーのインタビューや会話では多く使われる単語。Chance(チャンセ)、Oportunidad(オポルトゥニダッ)も同義語。

チャンスを逃す(Perderペルデール ocasionesオカスィオネス(oportunidadオポルトゥニダッ))、チャンスが来る(llegarジェガール ocasionesオカスィオネス)など他の動詞ともよく使われます。

◆ Fallar(ファジャール): 失敗する

反対語は、Lograrログラール(勝ち取る)、Tenerテネール éxitoクスィト (成功する)など。久保選手もほかのインタビューでよく使っています!

 

夢に近づく・来るを表現したい時は? 

E:

Take, se viene el Madrid de sueños, ¿con eso ya piensas de vestirte de blanco?
タケ、セ ビエネ エル マドリッド デ スエニョス、コン エソ ジャ ピエンサス デ ベスティールテ デ ブランコ⤴︎
タケ、夢のマドリッドが近づいて来ていますが、もう白のユニホームを着る事を考えていますか?

T:

No, de momento me concentro en esta copa y cuando acabe todo ya me lo pensaré.
ノー、デ モメント メ コンセントロ エン エスタ コパ イ クアンド アカーベ トード ジャ メ ロ ペンサ.
いいえ、今のところは、この大会に集中しています。全てが終わった時に考えます。

E:

Gracias, buenas noches. Compañeros, esta figura de jugador japonés pasó por nuestra pantalla.
グラスィアス、ブエナス ノーチェス. コンパニェーロス、エスタ フィーグラ デ フガドール ハポネス パソ ポル ヌエストラ パンタージャ.
ありがとう、お休みなさい。皆様、この日本人選手が我々のスクリーンに登場しました。

☆ここでのポイント

◆ Venir(ベニール): 来る

来るという意味ですが、近づくという訳もできます。

 ◆ Sueño(スエニョ):

nの上にニョロニョロが付いているのがスペイン語特有の文字。Ñ(エニェ)と読みます。

母音と一緒になると、ña(ニャ) ñi (ニ※Niよりも鼻にかかる発音)ñu(ニュ) ñe(ニェ) ño (ニョ)という音になります

また、sueñoは憧れる「夢」、眠るときに見る「夢」どちらにも使えます。

そして、眠気という意味もあります。

: Salióサリオ Takeタケ enエン mi sueñoスエニョ ayerアジェール.  (昨日、タケの夢を見たよ。)

例:Tengoテンゴ sueñoスエニョ.  (眠い。)

それでは、上の2つの例文のシャードーイングをしていきましょう!

ポイントは以下の2つ

★聞こえてきた通りに声に出してみる。

★聞こえてきたらすぐに声に出してみる。

 

   Compañero(コンパニェーロ):同僚、仲間

同じ組織の仲間という意味でよく使われますが、このインタビューの場合のように、ファンや見ている視聴者に対しても仲間の意味を込めて使ったりします。

◆ Buenas noches (ブエナス ノーチェス)

おやすみなさいという意味と、こんばんはという意味にもなります。

素敵な夜をという意味では、Linda(s)リンダ(ス) noche(s)ノーチェ(ス), felizフェリス nocheノーチェ などを使う場合もあります。

 

スペイン語圏の国の挨拶はとても大切

※スペイン語圏の国では、挨拶は非常に重要です。

出会った時のおはよう Buenosブエノス díasディアス、こんにちは Buenasブエナス tardesタルデス、こんばんはBuenasブエナス nochesノーチェスももちろんですが、去り際のあいさつもよく使います。

例をいくつか紹介しましょう。

¡Hastaアスタ luegoルエゴ! (またね!)

¡Hastaアスタ mañanaマニャーナ! (また明日! mañana=明日)

¡Chaoチャオ! (じゃあね!)

¡Adiósアディ! (バイバイ!)

¡Nosノス vemosベモス! (また会いましょう!)

¡Que te vayaバジャ bienビエン! (元気でね!(がんばってね!)、うまくいきますように!)

¡Que estésエス bienビエン! (元気でね!)

Que descansesデスカンセ  (ゆっくり休んでね、おつかれさま)

などです。

(!は付けても付けなくてもOK

いろいろバリエーションを増やして、別れ際にさらっとかっこよくあいさつできるようになるといいですね!

ちなみに下の3つを言われた場合は、Igualmente(イグアルメンテ):あなたもね と返すことができます。

先ほども書いたように、スペイン語を話す人とのコミュニケーションにとって、あいさつはとても重要なので、積極的にあいさつの言葉を覚えて使うようにすることが、サッカー以外のコミュニケーションでも大切です。

ラテン人は陽気な人が多いので、笑顔であいさつするだけで関係がよくなったりします。

スペイン語が話せなくても、あいさつを意識すればきっといい人間関係が作れるでしょう!

 

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